瀧上工業は、東京フラッグの全株式を取得し、子会社化することを決定した。東京フラッグは現場溶接を専門とし、福島第一原子力発電所の貯水タンク工事で溶接工事を請け負った実績を持つ。取得価額は非公表で、取得予定は2022年9月中。9月28日に譲渡が完了したと発表された。

【M&Aアドバイザーのコメント】
瀧上工業の東京フラッグの買収は、鋼構造物製造事業の強化につながる重要な一手である。また、福島第一原子力発電所の貯水タンク工事での実績を持つ東京フラッグの技術力を取り込むことで、瀧上工業の技術力向上にもつながると考えられる。今後は、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、事業拡大に取り組んでいくことが期待される。